知らない場所、知らない人なら大丈夫らしいから
場面緘黙を治そうと思い、
インターネットで場面緘黙の本を買い漁って読みました。
図書館や本屋さんには、発達障害の本はいっぱいありましたが
アスペルガーやADHDで、動きの激しい子供に対する対応策しか載っていなくて
世の中から見捨てられたような気持になっていましたが
インターネットで調べたら喋れない子供のための本は何冊も出ていたんです。
知らないってことは恐ろしいなと思いました。
全部の本を読んだら、おおまかな方向性がわかるだろうと
関係書籍も含めて10冊くらい読みました。
それらの本の中で、
子供が突然喋り始めたという、
希望を持てる内容もありました。
それらのきかっけとはどんな状況だったかと言ったら
中学校や高校、大学に進学して
今までの自分を知らない人ばかりの環境に変わった
というようなものが多かったです。
うちの子供はまだ小学校二年生なので
転校でもさせない限り、
今スグに環境を変化させることは難しいです。
それに、単純に場面緘黙ということではなく、
社交不安障害(社会不安障害・SAD)もあるので
新しい環境に対して不安を感じ続けてしまうようであれば
環境を変えても同じことの繰り返しになりそうだと思いました。
でも、学校で同じように緘黙と不安障害で
学校に来られなくなっている子は
学校には来られなかったけれど
夏休みに、旅行に行く際に、
全く知らない人たちと一緒にバスに乗って バスツアーに行くことができたんだそうです。
やはり、緘黙の子にとっては、
自分が喋らない事を知らない人たちと過ごす環境が良いのかもしれません。
さて、話は今日の今現在に戻ります。
新学期が始まった翌日にプールで足を痛め
翌日こそ学校に行ったけれど
翌々日は、足が痛いから学校に行けないと休んだ娘の 翌々々日・・・
つまり、今日の、今の話です。
「片足でケンケンしないと歩けないから学校に行きたくない」と言いました。
私は「じゃあ、整形外科に行かなきゃならないね」と言いました。
足が本当にそんなに痛いのなら、病院に行くのは当然ですよね。
娘は、病院に行くことには納得しました。
でもね、うちの娘、喋らないんです。
内科なら、 聴診器をあててもらって、 喉を見てもらえば
だいたいの様子はわかるのかもしれませんが
整形外科で本人がどこが痛いと喋らなくてそれがわかるでしょうか?
娘にもそう伝えて、
「病院に行くなら、自分の考えている事を伝えなければならない」と言いました。
娘は下を向いてなにも言いませんでした。
そこで私が
「整形外科はねぇー、いつも行ってる小児リハの病院にはないんだよ。
だから、初めて行く、誰も知らない病院なの。
誰も知らない病院だから、喋れるでしょ?誰も知らないんだから」
そう言うと、
「誰も知らない病院なら喋れる」
と、娘が言いました。
ならば、誰も知らない病院に行ってきます。
これは、大きな賭けです。
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