県の発達支援センターにてコンテンツ一覧
県の発達支援センターの再初診
県の発達支援センターでの再初診を、
2年以上ぶりにしてもらいました。
再初診という言葉をはじめて聞いたんですが
そういう言葉があるんですね。
再初診してもらうにあたり、
杏林大学医学部の
小児行動評価研究会の「小児行動質問表(B式)」というものを記入しました。
二年前に初診で診てもらった際にもこれを書いたらしいですが
その頃は、「うちの子が発達障害!?」と思う気持ちと、
発達障害と認めてもらって楽になりたいという気持ちがごちゃごちゃで
心に余裕がなかったせいか
全く記憶にありません。
また今度ブログに書きたいと思いますが
二年前に初診でかかった時には
発達障害と認めてもらって
うちの子が他の子と違って変なことを
誰かにわかってほしいと思っていました。
ママ友や保育園の先生たちに相談しても
「そんなの平気」
「うちの子も同じ」
「気にしすぎ」
と言われてきましたが
やっぱり、母親がおかしいと思う勘のようなものや
他の子とは違うと感じる違和感は
当たっていると思います。
再初診では、初診の時と同じドクターに診て頂きました。
センターでの面談の時の担当の方と、
もう一人、初めて会う職員の男性が立ち会ってくれました。
その男性は本来は子供と一緒に遊ぶ役目のようですが
場面緘黙に伴う社交不安障害や
母子分離不安のある子供に
初対面のおじさんをあてがわれても
遊べるはずもありません。
だいたい1時間のドクターとの話の間
娘は横に座ってじっとしていました。
医療関係者からは
「お子さんの前で話をして大丈夫ですか?」
というようなことを言われることが多いのですが
娘が私と離れようとしないので
「お子さんの前で話をするのはやめましょう」と言われると
核心について話をすることができず、
数カ月待ってようやく予約できた機会なのに
大人だけで折り紙を折っただけで終わってしまうという
なにをしに来たかわからない無駄足運びになってしまうこともありました。
なので、私はもう、
「ガンの告知と一緒で、本人にも聞いてもらうというのがうちの方針です」と医療関係者に言い、
娘の前でもどんどん話をするようにしています。
自分についての話をされているとわかれば
何を話されているのか気になってしまうようなので
隠すよりもいいと思って話しています。
その中で、親が、子供が緘黙で喋れない事についてどう考えているかとか
どんなに将来に対して不安に思っているか、真剣に考えているかを
わかってもらえるので、
私は、全ての話を聞かせたい方針です。
それで、ドクターには
一学期に、給食を一人で食べられるようになったり
毎日学校に行けるようになり、順調に進んだので
次は発話をさせたいと思うけれど
他の医療機関では、「様子を見ましょう」「焦らずにいきましょう」と言われてしまうので
様子を見て、どんな兆しがあれば次のステップに進めばいいのか、
また、次のステップでどんなことをしたらいいか理解していないと
機会があっても次に進めないので、教えて欲しいです、と言ったのですが
結論から言えば、他の医療関係者と同じようにしか言えず
「焦らずに様子を見ましょう」というアドバイスしかないということでした。
つまり、場面緘黙を治すためのノウハウは
県の発達支援センターにはないんですね。
ADHD、アスペルガー、多動の子への対応はあっても
大人しく目立たず、他人に迷惑をかけない場面緘黙の子の困り感は
医療関係者にとっての優先順位は低いのだろうなと思いました。
その証拠に、同じ支援学級にいる子は、行動派のお子さんですが
毎月のようにドクターの診察があるようです。
場面緘黙の子は、お願いしても、
診察してもらうまでに半年です。
センター職員と面談してもらう必要があり
担当職員さんが、必要と判断しなければドクターには会えないそうです。
今回、ドクターの話を聞き、
やっぱり、場面緘黙を治そうと思うなら
親が考えて動くしかないと思いました。
それを理解することが出来て
ドクターやセンターを頼る必要がないのだと思えたので
「様子を見ながら」我が子が普通学級に通えたり
先生やお友達と話ができるように
親が働きかけていくしかないと思えました。
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