場面緘黙症幼児コンテンツ一覧
場面緘黙を絶対治す!
はじめまして。
私は、場面緘黙症の子供を持つ母親です。
子供は女の子。今、小学二年生の8歳です。
娘は小さい頃から、なにに対しても極端に怖がったり不安を感じやすい子供でした。
大きな物音に脅えるだけでなく、車での移動で大泣きしたり
家族以外の人間を怖がったり
訪問者を警戒したりしていました。
他人からは、これは子供によくある人見知りで、
年齢が上がれば治ると言われましたが
その頃から、普通の人見知りとは何かが違うのではないかと感じていました。
例えば、2歳の頃、
テレビでNHKの「おかあさんといっしょ」を見ていて
子供たちが集まってくるシーンになった時
ギャー!と泣いて抱きついて来たことがありました。
これは、普通ではないなと感じていました。
それでも、3歳児から保育園に入れ、
お友達とも遊べるようになってきたので
集団生活にも慣れたとホッとした年中児の2月にトラブルが発生しました。
保育園で、咳をした時に、ほんの一口、吐いてしまったそうです。
それを引き金に
保育園に通えなくなり
家から一歩も出られなくなり
家から出そうとすると「吐く!吐く!」と大騒ぎをするようになりました。
それが、不登園の始まりでした。
娘を元に戻したくて
病院やカウンセラー、療育の園など
あちこちに出かけて行って情報を求めましたが
出てきた答えは
「発達障害です」
「治るものではありません」
「様子を見て下さい」
という、つれない対応ばかりでした。
小児科の医師に
「本人が社会に出たいと思うまで引きこもり・不登校は治らない」と言われ
失意のドン底に叩き落とされましたが
不登園になってから半年後、
療育の園に通うことが出来るようになりました。
ただし、療育の園に通えるようになっても
娘は一切しゃべらず、
また、給食を自分で食べることができなくなっていました。
後から知ったのですが
これは、場面緘黙の症状の一つなんだそうです。
場面緘黙症と言うと、
医師でも「ただ喋らないだけ」という認識だったりするようですが
実際は、喋らない、喋れないという緘黙の症状にプラスして
社会不安障害・社交不安障害(SAD)を起こしていたり
それによる、母子分離ができなくなっている場合が多くみられるようです。
うちの子が、社会不安障害なんだとわかったのは
小学校二年生になってからの事でした。
また、母子分離ができないのも、場面緘黙の症状の一つなんだとわかったのも
小学校二年生の時でした。
それがわかったのは、
緘黙についての本を10冊ほど買って読んでみたことがきっかけでした。
今までは、誰も緘黙の本があるということを教えてくれなくて
発達障害の本のなかで、ほんの数行、緘黙の子供について触れられているだけでした。
もしくは、医療関係者の読む本をコピーしてもらったような内容だけでした。
医療関係者は、誰も、緘黙が治るとは言ってくれませんでした。
作業療法や心理療法にも通っていますが
各医師や療法士に言われることは
「今の症状を悪くしないためにリハビリをするのだ」ということでした。
でも、私は、子供が学校で喋れるようになったり
お友達としゃべれるようになってほしかったのです。
それは、子供自身がそうしたいと願うことでもあったからです。
一年生の12月には、
このまま不登校で引きこもりになっても仕方ないと思っていました。
今これを書いているのは二年生の7月です。
二年生の一学期は、一日も休まずに学校に通うことが出来ました。
学校で食べることが出来なかった給食を
自分で食べられるようになりました。
まだお友達や先生と話をすることはできませんが
場面緘黙でも、適切に関わっていけば
必ず喋れるようになるはずです。
私は、医療関係者から、
「脳の障害だから治らない」という言葉をもらって落ち込みましたが
治る、あるいは、改善させることは可能だと思っていますし
実際に改善してきています。
私がこのブログを書く事で、
子供が喋れなくて困っている、同じような悩みを持つ方に
希望の光を見せてあげられたらと思います。
まだ学校で喋ることはできませんが
親が関わり方を変えれば、必ず喋れるようになります。
大丈夫ですよ。
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